よくある質問

天窓(トップライト)の雨漏り修理はどのようにするのですか?
屋根の修理の作業を実際に見る機会というのはなかなか無くて
業者さん任せってとこがありますよね。
専門用語を並べられても分らないし
「あ~もうよく分からないのでお任せします!」と
言ってしまいがちです。
しかし粗悪な修理をされない為にも、
大まかな流れを知っておいたほうが良いかもしれませんね。
まず、天窓回りの瓦を一時的に撤去します。
これは回りの板金に異常が無いか確認することも出来るため
必ず目視して調べることが大切です。
次に、不具合が起きていた鉛板部分の除去です。
カッターナイフ等で切断することが出来ます。
ここからが大事なポイントです!
先ほど取り除いた鉛板の代わりに
アルミ材等で出来た物を差し込みますが、
その前に雨水が流れやすい様にジャンプ台なるものを作成します。
新しい板が見えてきますので、このジャンプ台が大事なんです。
面倒くさいから言って怠ると、水が瓦へと素直に流れず
たまりやすく決して良い状態とは言えません。
「ジャンプ台の施工はしっかりとして頂けますよね!?」と
一言業者さんへ申し送りしておくと良いですよ^^;
職人さんも手を抜けないはずです。
この清掃もしっかりして頂くことで、ゴミや粉塵の詰りが無くなり
水が素直に流れてくれます。
さらに差し込んだ新しいアルミ等の部材を瓦へと馴染ませます。
このとき瓦とアルミ等の部材をコーキング等で接着させます。
台風等でめくれない様にするためです!
先ほど掃除した回りの板金へ防水テープ等をくっつけます。
以前の物は弾性が乏しくなっている事が多いので
新しく交換して頂く方がベターです。
新しく差し込んだアルミ材等の部品と天窓の既存板金等を
コーキング等で接着して外れないようにします。
そして瓦を復旧です。これで完成です!

まだまだ細かい事を言いますとするべき事がたくさんあるのですが、
大まかな流れはこの様な感じになります。
ただし天窓にもたくさんの種類また工法がありますので
詳細の施工内容については修理をお願いされる業者さんへ
尋ねられると分り易く答えてくれると思います(^^)
少しでもお役に立ったら幸いです。

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